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詐欺師に学ぶ、人を惹きつける技術


4.1 ( 5411 ratings )
エンターテインメント ブック
開発者 JUMPEI TAKEDA
2.99 USD

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何人ものプロ詐欺師と交流のある著者が、
「人をたらしこむ技術」を伝授!

〈内容〉
まえがき――「信用」の本質とは
第一章 常人にない魅力を持つ詐欺師
 虚構を支えるもの
 地下道を掘り、五〇億を奪った男
 優雅なゲームのプレイヤー
 カモになる人物像
 詐欺師の日常生活
 一流の詐欺師は一流のビジネスマン
 チャンスを逃さない姿勢とは
 失敗を成功に導く姿勢
 弁明は批判を呼ぶ
 詐欺師がもっとも恐れるもの
 虚構は嘘なのか?
 達成感に酔うときが狙われる
第二章 詐欺の条件
 詐欺と虚業を分けるもの
 林野庁主催の虚業ファンド
 詐欺を成立させるための第一歩
 信じ込ませる技術
 なぜ、財物をわたしてしまうのか
 カモは詐欺られたことに気づかない
 欺罔行為に違法性はない
第三章 詐欺事件はごく身近で起きている
 詐欺の古典、不動産詐欺
 有料老人ホーム詐欺に著名人が利用された
 詐欺として成立しなかった和牛商法
 沈没船の財宝引き上げ
 バルチック艦隊の軍資金を引き上げろ
 赤城山中に眠る徳川埋蔵金
 原油掘削事業は億万長者への挑戦
 一流は卑小な行為を慎む
 人は夢を信じたがる
 お粗末な真珠養殖詐欺事件
 一〇〇億円稼いだサラリーマン
 本当に恐ろしい人物像とは
 地下に眠る「M資金」
 GHQが残した対共産圏防衛機密費
 戦時中に民間から供出させた貴金属・宝石類
 知られざる国債の利子還付金
 政情不安のある産油国「N資金」が登場
 詐話師が語るN資金のストーリー
 CIA準備金の使途
 五五年体制の強化に使われた
 名画贋作詐欺
 二〇万円の贋作が一億円の絵画の担保になるカラクリ
 戦後復興のためのガリオア・エロア資金
 第二次大戦戦略物資が存在した
 現れては消える伏流資金伝説

〈まえがき〉より抜粋
 人をたらしこむために必要な技術は、人蕩術(じんとうじゅつ)と呼ばれるものである。「たらしこむ」というといかにも言葉が悪いが、人付き合いの基本原則ともいえる。相手の信用を得て、こちらの意図を伝えるために、人はみな、多かれ少なかれこの「人蕩術」を駆使しているのだ。
 ところが、詐欺師の人蕩術は最初から発想が異なる。
 熟達した詐欺師は、必ず人を魅了する何がしかの魅力を発散するものである。それがなければ、彼らの仕事はできない。
 詐欺師が仕事をはじめるにあたって、まず必要なのは、人が何を求めているかを察知して、そこに「つけいる」ことである。

〈著者略歴〉
山崎和邦(やまざき・かずくに)
1937年、シンガポールに生まれ、長野県で育つ。1961年、慶應義塾大学経済学部を卒業後、野村証券入社。1974年、同社支店長。同社を退社後、三井ホーム九州支店長に就任、1983年同社取締役、1990年同社常務取締役兼三井ホームエンジニアリング社長。退任後の2001年、産業能率大学講師として「投機学」講座を担当。2004年武蔵野学院大学教授。現在、武蔵野大学大学院教授兼武蔵野学院大学名誉教授。
投資歴51年、前半は野村証券で投資家の資金を運用、後半は自己資金で金融資産を構築。晩年は投資家兼研究者として大学院で実用経済学を講義。ラジオ日経「木下ちゃんねる」、テレビ番組「ストックボイス」ゲストメンバー。
著書には『投機学入門』『投資詐欺』(以上、講談社)、『あなたはなぜ株で儲けられないのか』(ダイヤモンド社)、『株で4倍も受ける本』(中経出版)などがある。